「立て札」には、
縁結びの木(良縁、恋愛成就)の木と楓の木が結ばれた木(椿)
いつ結ばれたか不明であるが、椿の木は少なくとも樹齢百五十年を経過しているようです。
椿は、十一月の誕生花で、花言葉に「理想の愛」、「女性らしさ」などがありますが、もみじの手(楓)で、長年に亘り風雨に耐え、椿を優しく包み込み、力強く生き続けています。
また、楓の色づく十一月に結ばれたのであれば、きっと、多くの人々が集う高尾山穂見神社の例大祭の時期だったかもしれません。
そんな縁起を想像すると、縁結びのお札に託して良縁祈願せずにはいられません。
高尾山 穂見神社 と書かれていました。
祭りの日に、この「縁結びの木」を撫でた女性が、後日、子供が授かりましたと、嬉しそうに氏子にご報告があったそうです。